2011年2月13日日曜日

3)悪いのは人間?

リーマンショック後、メディアや各国政府要人、

金融、経済の学者たちは

「欲にまみれた人間が招いた結果」

と解説しましたが、そんなことは100年前どころか、

人類が誕生以来、ずっと言われてきたことです。

「何をいまさら」という感じですよね。



しかも「100年に1度」と言われますが、

投資家の資産をごっそりと目減りさせる「事件」は、

世界恐慌以降、10年に1回以上は起きてます。

ざっくり列挙してみますと、

1929年 世界恐慌

1939年 第二次世界大戦

1950年 朝鮮戦争

1970年 オイルショック

1971年 ニクソンショック

1987年 ブラックマンデー

1990年 日本バブル崩壊

1997年 アジア通貨危機

1998年 ロシア危機

1998年 大手ヘッジファンドのLTCM破綻

2001年 米エネルギー大手のエンロン破綻

2008年 リーマンショック

本当に主だったものを思いつくままに並べただけですが、

これらの出来事で大打撃をくらった投資家は多いと思います。



こうした暴騰・暴落が起きるたびに学者さんたちは

「強欲な人間が悪い」と糾弾してきた訳ですが、

実際のところ、人類はまだ、

このメカニズムを十分には説明できないのです。

経済学や金融工学の基礎となっているのは、

あくまでも合理性に基づく静的な市場で、

動的な金融市場のすべての動きを

オンタイムで説明するのには限界があるのです。

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