相転移というとやや聞き慣れない言葉ですが、
温度・圧力・外磁力などの一定の外的条件下、
物質の状態がある相から別の相へ移る現象を指します。
小難しい物理用語なので、もっと簡単に言い換えます。
わたしたちが普段接してる「水」は、
温度によって、氷、水、水蒸気と姿を変えますね。
これらはそれぞれ氷=固体、水=液体、水蒸気=気体、
となるわけですが、この違いを「相(Phase)」と呼びます。
相転移とは、氷から水、水から水蒸気と、
この相が変わることを指します。
また、磁石では、温度を上げていくと、
突然、磁性を失う「キュリー点」というのがあります。
鉄だと、だいたい770℃がそれに当たるのですが、
それまでは物質の分子が一定方向に揃っていて、
磁性を保っているのですが、キュリー点に達した瞬間、
分子がてんでんばらばらな方向を向いてしまい、
磁性を失ってしまいます。
この相転移が起きる点のことを「臨界点」といい、
この臨界点を超えると、いわゆる「臨界」となります。
相転移が起きる臨界点付近では、
物質の状態は、沸騰する水と水蒸気の境目のように、
ぐらぐらと極めて不安定になります。
さて、この相転移現象、何かに似ていませんか?
そう、市場の値動きも実はこれと近い動きをすることが
観測されています。
2011年2月13日日曜日
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