2011年2月13日日曜日

12)相転移現象と臨界 その1

相転移というとやや聞き慣れない言葉ですが、

温度・圧力・外磁力などの一定の外的条件下、

物質の状態がある相から別の相へ移る現象を指します。



小難しい物理用語なので、もっと簡単に言い換えます。

わたしたちが普段接してる「水」は、

温度によって、氷、水、水蒸気と姿を変えますね。

これらはそれぞれ氷=固体、水=液体、水蒸気=気体、

となるわけですが、この違いを「相(Phase)」と呼びます。

相転移とは、氷から水、水から水蒸気と、

この相が変わることを指します。



また、磁石では、温度を上げていくと、

突然、磁性を失う「キュリー点」というのがあります。

鉄だと、だいたい770℃がそれに当たるのですが、

それまでは物質の分子が一定方向に揃っていて、

磁性を保っているのですが、キュリー点に達した瞬間、

分子がてんでんばらばらな方向を向いてしまい、

磁性を失ってしまいます。



この相転移が起きる点のことを「臨界点」といい、

この臨界点を超えると、いわゆる「臨界」となります。

相転移が起きる臨界点付近では、

物質の状態は、沸騰する水と水蒸気の境目のように、

ぐらぐらと極めて不安定になります。



さて、この相転移現象、何かに似ていませんか?

そう、市場の値動きも実はこれと近い動きをすることが

観測されています。

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