2011年2月13日日曜日

14)相転移現象と臨界 その3

チャンスであると同時に、

リスクも飛躍的に高めてしまう相転移現象ですが、

臨界を引き起こしやすい環境に注意を払うことで、

ある程度リスクを低減させることができます。

嵐が来るかもしれないと分かれば、

いち早く避難することが、肝心ですよね。



さて、単純に物質の規模が小さければ、熱や圧力といった

外からの力を受けやすくなります。

鉄が磁性を失うキュリー点は約770℃とお話しましたが、

鉄の質量が100キロと1キロでは、

770℃まで上昇させるために必要な熱量は

段違いに違ってくるのはご理解いただけると思います。



つまり「市場の流動性が落ち、値動きが小さい」ときは

当然ながら、市場規模は収縮しています。

このような時は相転移を発生しやすく、値が飛びやすくなります。



特に、マザーマーケットと呼ばれる通貨発行国市場が

祝日などによる休場の際は、金融機関などの実需筋が

非常に鈍くなりますので、相手国側の思惑にそった、

一方的な動きになる可能性が高まります。

ドル円相場でれば、米国市場と東京市場が

平常通りの取引を行っているかどうかぐらいは

カレンダーでチェックでしましょう。

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