べき乗則によって、金融市場に暴落と暴騰が
そこそこの頻度で発生するとして、
それとは逆の、急激な反転が起きることがよくあります。
チャートは時間軸が大きくても小さくても
自己相似を保つフラクタル構造ですから、
プチ暴落やプチ暴騰は日々発生しており
その反動というのもしばしば目にすることができます。
たとえば、ドル円相場でみますと、
午前10時の仲値に向かって、早朝から
じわじわと値が上がっていく頻度は高いですが、
夕方にロンドンを中心とする欧州勢が参加してくると、
突然、真っ逆さまに急落するというパターンがありますね。
この動きは、もちろん欧州の金融機関が
ドルや円を捌くことで発生しているのですが、
1兆円規模の日銀によるドル買い円売り介入ですら
価格を1円程度動かすレベルですから、
急落のすべてが金融機関によるものではないことは明らかです。
実際のところは、金融機関の動きをきっかけ(触媒)として、
投機マネーが過敏に反応した結果とみることができます。
投機家の多くは、経験上、べき乗則で市場が動くことを認識していますから、
抵抗線を上抜けたり、支持線を下抜けしたりすると、
順張りルールに従い、がんがんポジションを増やして仕掛けていきます。
やがて値が重たくなってくると、チキンレースの様相を呈し、
関心はいつ利益確定するかという1点に研ぎ澄まされていきます。
そして飽和状態から、ごくごく小さな利益確定の動きが連鎖を始め、
そこに逆張りを仕掛ける人間が入ってくると、反転が発生します。
2011年2月13日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿