2011年2月13日日曜日

27)前のめり傾向

行動経済学を勉強していくと、

人間は、早く利益確定したいという衝動から、

前のめりにトレード間隔を短くしていく傾向が、

どうしても顕著になってくることが理解できます。

筆者もスキャルピングにハマッた時期があり、

「小銭取り放題!?」の魔力に憑かれて、

寝食を忘れて取引していた時期があります。



今思えば、磯で海苔(小さな利益)を取っていながら、

潮の満ち引きや高波をまったく警戒せず、

ほどよく海苔(儲け)が取れた後、

高波にさらわれて、

儲けを上回る損失を出してしまうといったことの繰り返しでした。



さんざん資産を市場に放出して気がついたのですが、

漁をするといっても、

ファンドのように船団を組んで遠洋に出かけていくタイプや

沖合での漁をしたり、スワップ狙いにも似た養殖業だったりと、

さまざまなタイプがあるように、

自分がどういう漁を選び、その漁にはどういうリスクがあるのか、

市場に臨む前にきちんとルール化しておくことが大切です。



ひとつ確かなのは、磯から糸を足らすだけの「釣り」感覚では、

生計を立てることは不可能です。釣り自体は楽しいものですが、

稼ぐという観点でみれば「なんちゃって漁」でしかありません。

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