行動経済学を勉強していくと、
人間は、早く利益確定したいという衝動から、
前のめりにトレード間隔を短くしていく傾向が、
どうしても顕著になってくることが理解できます。
筆者もスキャルピングにハマッた時期があり、
「小銭取り放題!?」の魔力に憑かれて、
寝食を忘れて取引していた時期があります。
今思えば、磯で海苔(小さな利益)を取っていながら、
潮の満ち引きや高波をまったく警戒せず、
ほどよく海苔(儲け)が取れた後、
高波にさらわれて、
儲けを上回る損失を出してしまうといったことの繰り返しでした。
さんざん資産を市場に放出して気がついたのですが、
漁をするといっても、
ファンドのように船団を組んで遠洋に出かけていくタイプや
沖合での漁をしたり、スワップ狙いにも似た養殖業だったりと、
さまざまなタイプがあるように、
自分がどういう漁を選び、その漁にはどういうリスクがあるのか、
市場に臨む前にきちんとルール化しておくことが大切です。
ひとつ確かなのは、磯から糸を足らすだけの「釣り」感覚では、
生計を立てることは不可能です。釣り自体は楽しいものですが、
稼ぐという観点でみれば「なんちゃって漁」でしかありません。
2011年2月13日日曜日
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