2011年2月13日日曜日

20)逆張りの危険性

流れに乗った順張りも

流れに逆らった逆張りも、

結局は「この流れが続くだろう」

「この辺で反転するだろう」という

自分にとって、都合のよい思惑に依存している点では

どちらも変わりがありません。



ただ、べき乗則で動くことが確認されている

金融市場において、逆張りは一歩間違えると

命取りになりかねない危険性が潜んでいる

ということは頭に入れておかなくてはいけません。

臨界ぎりぎりで辛うじて均衡状態を保っている状態にあれば、

ほんの小さな石ころ一つ転がっただけでも、

大規模な土砂崩れを引き起こしかねないからです。



逆張りを取る場合には、ごく短いスパンで、

マンデルブロ氏のいう「マイルド」、

すなわち「レンジ」であれば、支持線、抵抗線のレベルから、

逆張りを仕掛けても成功する確率は高いといえます。

もちろん出口戦略を決めた上での資金投入は必須であり、

あまり欲深く利を追うことはおすすめしません。



そして、レンジ内での逆張りであっても、

相転移現象にはやはり気をつけなくてはいけません。

ボラティリティが徐々に縮小し、ティックも少なくなり、

かつ振れ幅が大きくなってきたのが観測された場合には、

いったん相場から逃げる準備に取りかかるのが

長生きのコツではないでしょうか。

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