マンデルブロ氏が考案した
フラクタルの概念は、非常にユニークです。
部分が全体と同じ形となる自己相似形は、
自然界の至るところで見られます。
簡単なイメージでは
ロシアのお土産「マトリョーシカ」がいい例ですね。
そのほかにも、有名なところでは海岸線、山の稜線、
川の流れ方、雲、動物の肺、葉っぱ、都市構造などなど、
物理学だけでなく、気象、天文、地理、地学、
統計、水理、医療、植物、動物、社会といった
多くの現象で観察することができます。研究者の中には
原子構造と太陽系の構造の類似性までをも取り上げ
「宇宙はすべてフラクタルだ」という方もいるほどです。
もちろん、金融市場のチャートにも
「フラクタル」はあてはまります。
試しにどの金融商品でもかまわないので、
週足、日足、1時間足のラインチャートあたりを
同じA4の紙にプリントアウトさせて観察してみてください。
どうでしょうか、どれがどれだか、まるで分かりませんよね。
このように大きくしても小さくしても
その「形が不変」であるものが「フラクタル」です。
時間軸に関係なく、
チャートの構造が不変であるということは、
時間足での値動きの分析は、ボラティリティが異なるだけで、
日足でも、週足でも有効だということになります。
通常、テクニカル分析にハマると、
「13日線より21日線だ」
「200日線が重要だ」
と期間(パラメータ)にとらわれてしまいがちですが、
フラクタルによる幾何学的なとらえ方をすると、
違った側面が見えてくることもあります。
2011年2月13日日曜日
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