分子レベルのミクロな構造から、
宇宙空間の超マクロな構造まで、
フラクタルで説明ができる構造体は
実にたくさんあります。
こういうとすぐ「神秘だ~」「不思議ね~」と
オカルトな目で見てしまいがちですが、
実際のところは、人間の目がようやく、
自然に追いついてきただけのことだと思います。
自然は読んで字のごとく「自ら然り」ですから、
その振る舞いには「無理」がありません。
逆に言えば、
無理のなく、違和感もない相似形の構造体こそが
フラクタルともいえます。
さてさて、自然が織りなす、無理のない構造には、
共通の法則性が見られる場合が結構あります。
それは黄金比です。
近似値が1:1.618で表される黄金比ですが、
線分で言えば
a:b=b:(a+b)
が成り立つ関係です。この比率は、
線分をどんどん切り刻んでいっても変わりません。
黄金比はフラクタルの定義である
「自己相似形」を満たしているのです。
ただし、フラクタル構造のすべてが
黄金比に従っているわけではないので、
黄金比の法則は
、
フラクタル構造の中の一形態に過ぎないと思いますが、
親和性が極めて高いということはいえると思います。
金融市場のチャート分析に
フィボナッチ数列を用いる手法がありますが、
フラクタル構造を持つチャートへのアプローチ方法としては、
あながちオカルトとは言い切れない面がありそうです。
2011年2月13日日曜日
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