2011年2月13日日曜日

29)高金利通貨は微妙

リーマンショック前ほどではないにしろ、

現在でもスワップポイント狙いで

高金利通貨を取引する方も多いと思います。

下がったら買いを勧めるアナリストもたまにみかけます。



リスク管理をきちんとしている場合には、

それも十分成り立つ戦術だと思いますが、

筆者は高金利通貨はちょっと苦手としています。



ひとつには「なぜ高金利なのか」という点にあります。

背景には各国の経済事情があると思いますが、

インフレ懸念があって、金融当局が引き締めで金利を高く設定するケースや

国内での通貨流通量の落ち込みから外国通貨を招き入れるため、

高金利をえさにしているケースなど、極端に金利が高い場合には、

あまり「よろしくない経済」が潜んでいる場合があるからです。



特に小国で金利が高い通貨の場合は、

投機マネーそのものが、その国の経済にとっての命綱だったりもします。

そのような状態で長期間に渡り、自転車操業状態で切り回していると、

悪名高い?格付け会社が突然「格下げ」を発表して、

目も当てられないような大暴落を引き起こすこともありえます。



経済的に安定している国の通貨が安全というわけではありませんが、

高金利ということは、そうまでしないと売れないという事情があることは、

頭に入れておく必要があると思います。

0 コメント:

コメントを投稿